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Bayer Medical Dialogue Radiology
<オンデマンド配信>DECTの有用性、膵癌診療における臨床応用と将来展望
2024年11月25日に開催されたWEBカンファレンスの再配信です。
チャプターについて:
動画の再生バーにある以下の”チャプター”アイコンを押していただくとチャプターが表示されますので、お好きなシーンをお選びいただけます
チャプター1
00:00:00〜
Bayer Medical Dialogue Radiology
DECTの有用性、膵癌診療における臨床応用と将来展望チャプター2
00:01:08〜
講演1 腹部領域におけるDual-energy CTの技術的特徴と臨床での有用性
チャプター3
00:37:17〜
講演2 膵癌診療におけるDual-energy CTの臨床応用と将来展望
チャプター4
01:20:50〜
Q&Aセッション
再配信期間
2024年12月9日 10:00〜2025年1月6日 10:00
講演1
腹部領域におけるDual-energy CTの技術的特徴と臨床での有用性
演者
三好 利治 先生 岐阜大学医学部附属病院 放射線部 副診療放射線技師長
抄録
Dual-energy CT装置が新しい技術として臨床に導入されてから15年以上の年月が経ち、装置の開発競争ともにDual-energy CTで得られる臨床情報の精度や画質は大きく改善されてきた。従来、腹部領域CT検査は、ダイナミック検査を中心に、病変の鑑別や広範囲での病変検索を得意としてきたが、現在のDual-energy CTでは、それに加えて仮想単色X線画像によるコントラスト変化や、密度画像による新しい病変描出方法を用いることにより、臨床に大きく貢献できる可能性を持っている。本講演ではDual-energy撮像技術で得られる情報について、当院で得られた基礎的検討を交えながら技術的側面の説明を行うとともに、今後の臨床活用への可能性についてお話しする。
講演2
膵癌診療におけるDual-energy CTの臨床応用と将来展望
演者
野田 佳史 先生
Massachusetts General Hospital, Department of Radiology,
Division of Abdominal Imaging, Research Fellow
抄録
昨今、Dual-energy CTが日常診療で使用されることは珍しくないが、ただ闇雲に撮像しているだけでは臨床的価値を見出すことはできない。膵癌診療においては膵プロトコル造影CTがfirst choiceであり、いかにコントラストの乏しい膵癌を描出し、検出、診断、治療方針決定に繋げられるかがポイントになってくる。この点において、従来のSingle-energy CTと比較してDual-energy CTには大いに分があると考えている。本講演では膵癌診療におけるDual-energy CTの日常的な使用法と今後を見据えた可能性についてお話しする。