直接膵管胆道・逆行性尿路・
関節・唾液腺造影剤
アミドトリゾ酸ナトリウム
メグルミン注射液
脊髄造影禁止
2023年1月10日に情報を更新いたしました
「製品に関するお知らせ」にウログラフィン®注60% 20mL/100mL 一部適応症削除の予定に関するお知らせを掲載しました。
https://pharma-navi.bayer.jp/urografin/basic-docs
1950年頃からヨード安息香酸誘導体が造影剤として注目されていましたが、1953年にシエーリングAG(現:バイエル社)はより高い有効性と安全性を確保するため、3ヨード安息香酸の3位、5位を共にアセトアミドとし、1位のカルボン酸をナトリウム塩とした アミドトリゾ酸ナトリウムおよびメグルミン塩としたアミドトリゾ酸メグルミンを開発しました。
本邦では、両化合物を最適な比率で配合したウログラフイン®注60%及びウログラフイン®注76%を1955年に承認を得て発売しました。日本薬局方には、アミドトリゾ酸ナトリウムメグルミン注射液として収載されています。
総症例1,042例中181例(17.4%)に副作用がみられた。主な副作用は熱感99件(9.5%)、悪心・嘔吐39件(3.7%)、蕁麻疹・発疹19件(1.8%)等であった。
総症例2,530例中944例(37.3%)に副作用がみられた。主な副作用は熱感781件(30.9%)、悪心・嘔吐71件(2.8%)、蕁麻疹41件(1.6%)等であった。