2023年10月4日(水)18:00~19:15 LIVE
第1部
講演1 18:00~18:20
演者
望月 純二 先生
みなみ野循環器病院 診療放射線技師
心臓CTは安定冠動脈疾患の検査としてfirst lineに立ち、循環器診療において標準的な検査となりつつある。しかし、従来CTには課題が存在することも周知の事実である。 当院では2017年にDual Energy CTを導入し積極的な運用を行うことで、いくつかの課題を克服することができた。本講演では我々が行ってきた基礎的検討から臨床評価までを臨床画像を用いて紹介する。
講演2 18:20~18:40
演者
三好 利治 先生
岐阜大学医学部附属病院 診療放射線技師
臨床導入されてから15年以上経つDual Energy CTは、数年前までその技術が幅広く臨床活用されることはなく、多くの検証・研究結果のみが積み重なっていく状態であった。 近年のCT装置の技術革新に伴い、画質・運用面においてDual Energy CTは通常運用する技術になってきている。本講演では我々が培ってきた基礎的検討から臨床評価までを紹介する。
第2部
パネルディスカッション 18:45~19:15
パネリスト
望月 純二 先生
みなみ野循環器病院 診療放射線技師
三好 利治 先生
岐阜大学医学部附属病院 診療放射線技師
2023年09月20日(水)〜2023年10月18日(水) EOB・プリモビスト
演者
川井 学 先生
和歌山県立医科大学 第2外科 教授
抄録
膵癌は集学的治療と画像診断の進歩により治療成績が確実に向上している。特に術前化学療法後の手術のタイミングや適応を決定するうえで、術前の画像診断の役割はますます大きくなっている。EOB-MRIを含めた画像診断の進歩に伴い、膵癌における微小な肝転移の診断能も向上している。そして、このような肝転移を伴う切除不能膵癌において、抗癌剤治療が奏功し、画像上、肝転移が消失した場合の治療方針はいまだ議論が多い。最近の膵癌集学的治療の診断・治療におけるMRIの役割の知見を共有したい。
2023年1月20日(金)開催 Plus.Lung.Nodule