血管外漏出発生頻度 0%への挑戦

生理食塩液を本検査前に試験的に注入する方法の有用性について

木暮 陽介 先生、 桑鶴 良平 先生、 倉田 聖 先生、 伊田 勝典 先生

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2018年4月13日、横浜ベイホテル東急(横浜市西区みなとみらい)において、放射線医師、診療放射線技師の4人のエキスパートにお集まりいただき、血管外漏出リスクを軽減するための方法として注目されている生理食塩液の本検査前の試験的注入について語っていただいた。

桑鶴 
今日は「血管外漏出発生頻度 0%への挑戦」という、かなり挑戦的なテーマで、皆様のご経験を踏まえ議論できればと思っております。最初に自己紹介をお願いいたします。
私は、順天堂大学放射線科の桑鶴です。主にCT・MRIの体幹部の診断と、インターベンショナルラジオロジーならびに造影剤の安全性を専門にしております。

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