第54回 画像診断クイズ(頭頸部)
頭頚部CTのクイズ
難易度 ★★
執筆者名 :森下 陽平 先生
所属 :東北大学病院 放射線診断科
- 本症例において予想される症候群について、正しくない選択肢はどれか?
- 1 :皮膚の基底細胞癌が発生しやすい
- 2 :常染色体優性遺伝である
- 3 :原発性脳腫瘍は中高年に発生する
- 4 :不必要な放射線被ばくや紫外線への曝露を避ける必要がある
患者背景
年齢・性別
11歳 男性
検査目的
10歳時に下顎骨右側の歯原性角化嚢胞を摘出している。
その後のフォロー中のパノラマX線写真で下顎骨左側に新規の嚢胞性病変を指摘され、精査のためにCTが撮像された。
その後のフォロー中のパノラマX線写真で下顎骨左側に新規の嚢胞性病変を指摘され、精査のためにCTが撮像された。
画像1: 単純CT(骨条件)
画像2: 単純CT(骨条件)、斜矢状断像
画像3-4: 単純CT(骨条件)
- 本症例において予想される症候群について、正しくない選択肢はどれか?
- 1 :皮膚の基底細胞癌が発生しやすい
- 2 :常染色体優性遺伝である
- 3 :原発性脳腫瘍は中高年に発生する
- 4 :不必要な放射線被ばくや紫外線への曝露を避ける必要がある