第27回 画像診断クイズ(胎児)
胎児のMRI
難易度 ★★
執筆者名 : 松成 一矢 先生
共執筆者名 : 藤澤 英文 先生
所属 :昭和大学横浜市北部病院 放射線科
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :上葉に多い疾患である。
- 2 :胎生期に発見された場合、自然退縮の報告例がある。
- 3 :供血する動脈が疾患に特徴的である。
- 4 :胸腔内での腸管ガスの描出が診断に有用である。
患者背景
年齢・性別・体重
年齢・性別・体重:20歳代、女性、G1P0、体重56kg
検査目的
妊婦健診時の超音波検査にて胎児に異常を指摘され、精査目的に妊娠34週時にMRI施行となった。
条件や注釈
条件や注釈
画像の1-3は胎児の背側方向から腹側方向にかけて並んでいる。画像1-5のいずれも胎児の軸に沿った撮影である。
画像1 : T2強調SSFSE冠状断像
画像2 : T2強調SSFSE冠状断像
画像3 : T2強調SSFSE冠状断像
画像4 : T2強調SSFSE横断像
画像5 : T2強調SSFSE横断像
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :上葉に多い疾患である。
- 2 :胎生期に発見された場合、自然退縮の報告例がある。
- 3 :供血する動脈が疾患に特徴的である。
- 4 :胸腔内での腸管ガスの描出が診断に有用である。