第22回 画像診断クイズ(肝臓)
肝臓MRIのクイズ
難易度 ★★
執筆者名 :伊東 克能 先生
共執筆者名 :田辺 昌寛 先生
所属 :山口大学大学院医学系研究科 放射線医学講座
- この病変に関する次の4つの記述のうち、
正しくないものはどれでしょう? - 1 :OATP1B3の発現増加を伴う。
- 2 :胆汁栓を持つものが多い。
- 3 :大部分が高分化型である。
- 4 :比較的予後良好なサブグループに属する。
患者背景
年齢・性別・体重
73歳、男性
検査目的
近医にて肝障害が指摘され、超音波検査を施行されたところ、肝内に腫瘤性病変が指摘された。精査のため、プリモビスト造影腹部MRIが施行された。
画像1: T2強調像
画像2: 造影前T1強調像
画像3: 造影T1強調像(動脈相)
画像4: 造影T1強調像(門脈相)
画像5: 造影T1強調像(肝細胞相)
画像6: 拡散強調像
- この病変に関する次の4つの記述のうち、
正しくないものはどれでしょう? - 1 :OATP1B3の発現増加を伴う。
- 2 :胆汁栓を持つものが多い。
- 3 :大部分が高分化型である。
- 4 :比較的予後良好なサブグループに属する。