第21回 画像診断クイズ(肝臓)
難易度 ★★★
執筆者名 :市場 文功 先生
所属 :市立大津市民病院 画像診断部門
- 次の4つのうち、正しくないものはどれでしょうか。
- 1 :本疾患は、高齢女性に好発する。
- 2 :本疾患は、Dynamic CTによる特異的診断が難しい。
- 3 :本疾患は、腹腔内出血が診断の契機となりやすい。
- 4 :本疾患は、Kasabach-Merritt症候群を合併しやすい。
患者背景
年齢・性別・体重
60歳台 男性 68kg
検査目的
右側腹部痛があり、近医を受診。腹部エコーにて肝腫瘤を指摘された。
当院にて肝臓Dynamic CT、血管造影下CT(CTHA,CTAP)と肝臓MRIが施行された。
当院にて肝臓Dynamic CT、血管造影下CT(CTHA,CTAP)と肝臓MRIが施行された。
画像1: Dynamic CT 早期相
画像2: Dynamic CT 門脈相
画像3: Dynamic CT 平衡相
画像4: CTAP
画像5: CTHA
画像6: T1強調横断像
画像7: T2強調横断像
画像8: 拡散強調横断像(b=800)
- 次の4つのうち、正しくないものはどれでしょうか。
- 1 :本疾患は、高齢女性に好発する。
- 2 :本疾患は、Dynamic CTによる特異的診断が難しい。
- 3 :本疾患は、腹腔内出血が診断の契機となりやすい。
- 4 :本疾患は、Kasabach-Merritt症候群を合併しやすい。