バイエル画像検査室
CT室 インジェクタとは
造影CT検査の準備を、簡単にできませんか?
インジェクタの各操作を自動化したオート機能は準備から後片付けまでサポートします。
オート機能はオートロックのカギ、自動ドア、ロボット掃除機など、生活の多くの場面で生活を便利にし、医療においても血圧計、身長計など様々なオート機能が用いられていますが、CT用インジェクタにも各種オート機能が搭載されていました!
CT用インジェクタのオート機能には、圧力リミットに達すると自動で注入速度が制御される機能、注入条件の自動算出機能、注入結果履歴の自動保存機能など、安全性や正確性を保つオート機能の他、操作性の向上を目的としたオート機能があります。ここではCT用インジェクタStellantシリーズに備わる、ヘッド操作時における4つのオート機能について紹介します。
1つ目に、プレフィルドシリンジ(以下PFS)をインジェクタにセットする時に、ボタン1つでPFSの内筒後端を自動検出し、PFSとインジェクタがドッキングする機能です。慎重を要する作業がボタン1つでできるのが魅力です。
2つ目に、生理食塩液を注入する場合は純正シリンジへ生理食塩液の充填が必要ですが、この充填作業をボタン1つで自動充填できる機能です。この充填している時間に、造影剤のセッティングをすることでより短い時間での準備が可能となります。
3つ目に、ボタン1つでシリンジに接続したチューブ内のエア抜きをする機能があります。この3つの機能が検査準備をサポートします。
4つ目の、注入終了後にシリンジを取り外すと自動的にピストンが初期位置まで後退する機能で、面倒な後片付けを簡単にしていただけます。
オート機能のご紹介
プランジャー後端の位置が異なっていても、PFSの内筒後端を装置が自動検出してピストンを前進、ワンタッチで自動ドッキング。
プロトコル画面に、生理食塩水の数値を入力するだけで、ワンタッチで自動的にエア抜きしながら充填できます。
シリンジに接続したチューブ内のエアを、ワンタッチで自動排出。面倒なエア抜き操作を自動化しました。
シリンジの取り外しに連動し、自動的にピストンが初期位置まで戻ります。
インジェクタにもオート機能があったことはご存知でしたか?
製品紹介ページには、動画でもご紹介しています。