バイエル画像検査室

血管造影室

血管造影の清潔操作

Twist&Goシステムは、これまでのシリンジやチューブと違いますか?

純正シリンジと高耐圧チューブで構成されているTwist&Goシステムは、清潔でスピーディーに接続ができます。

血管造影の清潔操作

日本では1976年に血管造影用のインジェクタが発売され、血管造影や血管内治療を支えるカテーテル、ガイドワイヤーやコイル、ステントなど、医療用デバイスはどんどん高性能化していきます。血管造影室で使っている、MarkⅤから更新したMark7 Arterionも安全性、操作性が良くなっています!今日はMark7Arterionの純正シリンジとチューブをご紹介します。

血管造影用インジェクタMark7Arterionの専用シリンジと高耐圧チューブで構成されているTwist&Goシステム最大の特徴は、 従来シリンジ側に付属しているチューブ固定用のローテータを、チューブ側に配置することで、清潔を保ちながら片手でシリンジとチューブを接続できる点です。

シリンジ側にローテータがある場合は、チューブを支えた状態で、シリンジ側ローテータを回転して固定するという両手での操作が必要ですが、Twist&Goシステムはチューブ側のローテータを片手で回転する事でシリンジと接続できます。この専用高耐圧(1200psi)エクステンションチューブは、血管造影室内でのインジェクタレイアウトに柔軟に対応可能な4種類の長さ(50㎝、75㎝、120㎝および150㎝)から選択できます。

血管造影の清潔操作

インジェクタだけでなく、シリンジやチューブも清潔に使用できる配慮がされていたのですね。