第48回 画像診断クイズ(消化管)
急性腹症のCT
難易度 ★
執筆者名 : 入江 隆介 先生
所属 :順天堂大学医学部附属静岡病院 放射線科
- 次の4つの記述のうち、治療方針として最も適切なものはどれでしょう?
- 1 :緊急手術を行う
- 2 :抗菌薬の投与を行う
- 3 :NSAIDsの内服を行い、経過観察とする
- 4 :副腎皮質ステロイドの投与を行う
※スクロールダウンすると、選択肢が選べます。
患者背景
45歳女性、49kg
主訴:嘔気、右下腹部痛
前日の朝より嘔気と右下腹部痛が出現し、改善しないため来院した。
腹部は平坦かつ軟であったが、右下腹部に圧痛および反跳痛を認めた。踵落とし試験陽性であった。急性腹症の原因精査目的に造影CTが施行された。
体温:37.3度、白血球:9.7×103 /μL、CRP:1.48 mg/dL
前日の朝より嘔気と右下腹部痛が出現し、改善しないため来院した。
腹部は平坦かつ軟であったが、右下腹部に圧痛および反跳痛を認めた。踵落とし試験陽性であった。急性腹症の原因精査目的に造影CTが施行された。
体温:37.3度、白血球:9.7×103 /μL、CRP:1.48 mg/dL
画像1 : 単純CT水平断
画像2 : 造影CT水平断
画像3 : 造影CT矢状断(右側腹部)
- 次の4つの記述のうち、治療方針として最も適切なものはどれでしょう?
- 1 :緊急手術を行う
- 2 :抗菌薬の投与を行う
- 3 :NSAIDsの内服を行い、経過観察とする
- 4 :副腎皮質ステロイドの投与を行う