第19回 画像診断クイズ(肝臓)
画像診断クイズ(肝臓)
難易度 ★★★★
執筆者名 :米田 憲秀 先生
所属 :金沢大学附属病院 放射線科
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :肝限局性結節性過形成(FNH)が疑われる。
- 2 :早期静脈灌流像(Early venous return)を認める。
- 3 :画像上肝細胞癌が一番に考えられる。
- 4 :明確な脂肪の含有を認める。
患者背景
年齢・性別・体重
44才、女性
検査目的
健康診断で偶発的に肝腫瘤を指摘。
肝腫瘤の精査目的に造影CT、Gd-EOB-DTPA造影MRIが施行された。
既往歴:卵巣嚢腫、子宮頸癌。
肝腫瘤の精査目的に造影CT、Gd-EOB-DTPA造影MRIが施行された。
既往歴:卵巣嚢腫、子宮頸癌。
条件や注釈
条件や注釈
肝細胞造影相はガドキセト酸ナトリウム投与後20分後に撮像。
画像1: Dynamic CT 動脈優位相
画像2: Dynamic CT 後期相
画像3: Dynamic CT 動脈優位相 coronal MIP像
画像4: MRI T1強調像(in phase)
画像5: MRI T1強調像(out of phase)
画像6: 肝細胞造影相
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :肝限局性結節性過形成(FNH)が疑われる。
- 2 :早期静脈灌流像(Early venous return)を認める。
- 3 :画像上肝細胞癌が一番に考えられる。
- 4 :明確な脂肪の含有を認める。