第18回 画像診断クイズ(膵臓)
膵腫瘍のクイズ
難易度 ★★
執筆者名 :鈴木 耕次郎 先生
所属 :愛知医科大学 放射線医学講座
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :造影CTで腫瘍内部に強い増強効果を認める。
- 2 :T1強調像、T2強調像で腫瘍内部に出血成分が疑われる。
- 3 :拡散強調像は著明な高信号を呈している。
- 4 :最も可能性の高い診断は粘液性嚢胞腫瘍(mucinous cystic neoplasm:MCN)である。
患者背景
年齢・性別・体重
40歳代 女性
検査目的
健康診断で左腹部に腫瘍性病変が疑われた。
臨床症状はなく、臨床検査で腫瘍マーカーは正常である。
臨床症状はなく、臨床検査で腫瘍マーカーは正常である。
画像1: 単純CT
画像2: 造影CT
画像3: T1強調像
画像4: T2強調像
画像5: 拡散強調像(b=800)
画像6: ADC map
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :造影CTで腫瘍内部に強い増強効果を認める。
- 2 :T1強調像、T2強調像で腫瘍内部に出血成分が疑われる。
- 3 :拡散強調像は著明な高信号を呈している。
- 4 :最も可能性の高い診断は粘液性嚢胞腫瘍(mucinous cystic neoplasm:MCN)である。