第13回 画像診断クイズ(心臓)
心臓MRIのクイズ
難易度 ★★★★
執筆者名:真鍋 徳子 先生
所属:北海道大学病院放射線診断科
次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
患者背景
年齢・性別・体重
30歳代男性、体重53Kg
検査目的
感冒症状を伴う呼吸苦で受診した30歳代男性。
胸部X線で肺水腫、心臓超音波検査で左室駆出率低下を認めた。
急性うっ血性心不全の原因精査として体幹部造影CTと心臓MRI(遅延造影)が撮影された。
胸部X線で肺水腫、心臓超音波検査で左室駆出率低下を認めた。
急性うっ血性心不全の原因精査として体幹部造影CTと心臓MRI(遅延造影)が撮影された。
画像1: 体幹部造影CT(水平断像)
画像2: 体幹部造影CT(冠状断像)
画像3:遅延造影心臓MRI(左室短軸心基部レベル)
画像4:遅延造影心臓MRI(左室短軸心中部レベル)
- 次の4つの記述のうち、正しいものはどれでしょう?
- 1 :肝臓と心臓以外には病変は認められない。
- 2 :心臓病変は心筋梗塞を疑う。
- 3 :うっ血性心不全が肝硬変の原因である。
- 4 :確定診断には組織生検が必要である。