第11回 画像診断クイズ(頭部)
頭部MRI:この橋の病変をどう診断しますか?
難易度 ★★
執筆者名:土屋一洋 先生
所属:埼玉医科大学総合医療センター放射線科
次の4つの記述のうち、誤っているのはどれでしょう?
患者背景
年齢・性別・体重
62歳、男性、体重64 kg
検査目的
顔面を含む全身の痺れと歩行困難を訴えて外来を受診した約2週
間後、ふらつきや構音障害といった症状も出現し入院となった。
間後、ふらつきや構音障害といった症状も出現し入院となった。
画像1: T2強調像
画像2: FLAIR像
画像3: 拡散強調像
画像4: T1強調像
画像5: 造影T1強調横断像
画像6: 造影T1強調矢状断像
- 次の4つの記述のうち、誤っているのはどれでしょう?
- 1 :病変の増強効果が特徴的とされる。
- 2 :ときに橋以外の部位にも病変がみられる。
- 3 :放射線治療が治療法の第一選択である。
- 4 :神経サルコイドーシスは重要な鑑別診断のひとつである。