バイエル画像検査室

CT室 インジェクタとは

造影CT検査の効率化?
マルチペーシェントに対応したインジェクタ

ヨーロッパやアジアで既に使用しているユーザーから、使いやすさで評価をいただいているCT用造影剤自動注入装置Centargoが本邦でも販売されました。

Centargo使用シーンイメージ
DO LESS CARE MORE

 

CTインジェクタが、マルチペーシェントに対応したのですか?

24時間連続使用できる専用消耗品とバイアル製剤を使うことで、シリンジを交換することなく連続して複数患者さんに造影剤を注入できる、患者さん毎のセッティングが簡便となるインジェクタです。

どのようなメリットがあるのですか?

作業効率を高める自動セットアップ機能があり、時間効率も改善され、患者さんのケアにより多くの時間を使えるようになることが期待されています。

Centargoは、24時間連続使用を可能とするデイセットと患者さん毎に交換するシングルペーシェントチューブを使用します。

Centargo全体像

Centargo全体像

デイセット取り付け部

デイセット取り付け部

シングルペーシェントチューブ接続部

シングルペーシェントチューブ接続部

デイセットは24時間連続使用が可能で、生理食塩液と造影剤を充填するシリンジがキットになった消耗品です。造影剤や生理食塩液のシリンジへの充填、エア抜きまでの作業が自動化され、検査毎に造影剤や生理食塩液はシリンジに自動的に補充されます。自動化された充填機能、シリンジの交換回数は24時間で1回となり、医療従事者の負担を軽減します。

患者さん毎に交換するシングルペーシェントチューブは、片手でも交換できる設計で、チューブの交換後のエア抜きも自動化されています。患者さん毎の準備は、チューブを交換するだけという使い勝手のよさがあります。

検査毎に交換するのがシングルペーシェントチューブだけだと、廃棄物も少なくなりそうですね

そうだね。造影剤の廃棄量も低減できるし、セットアップの負担軽減など、効率の良い検査、合理的なワークフローを追求したインジェクタといえるね。