知っていれば役立つ「マメ知識」を、4人の放射線科スタッフがお届けします。
CT室 インジェクタとは
インジェクタで造影剤の情報管理ができます。
造影検査に関連した情報も記録管理したい情報の一つですね。インジェクタに付属したRFIDリーダーで造影剤シリンジのRFIDタグを読み取ることにより、製剤名・濃度・容量・ロット番号・有効期限を検査情報とあわせて記録ができます。
また、オプションのPACS接続をすることで注入結果や被検者情報をPACSへ自動転送できます。これらの情報は、読影時や次回検査時には造影検査情報の画像と合わせて確認していただくことができ、業務フロー効率化のみならず、転記ミスや入力漏れなどのヒューマンエラー防止にも期待されます。
RFIDタグを利用することで、造影剤情報を保存できる機能は便利ですね。