DO LESS. CARE MORE.

〜新たな造影CT検査の可能性を考える〜

画像品質

⼼臓CTでの造影剤や⽣理⾷塩⽔の投与量をフレキシブルに設定出来たらいいのに

⽣理⾷塩⽔の使い⽅を考え直しませんか?

冠動脈CTでは、PCI前のプラークの性状の精確な評価が重要で、そのためには⽣理⾷塩⽔のフラッシュで右⼼系からのアーチファクトを出さないことが⼤切です。また、昨今では、CT装置の進化により検査がより⾼度になり、PCIを多数実施している施設では、冠動脈と全⾝⼤動脈の同時オーダーが増える傾向にあります。このような症例に対応する際に、造影剤や⽣理⾷塩⽔の量が不⼗分で、お困りになったことはないでしょうか。社会医療法⼈天神会新古賀病院では、インジェクタを新しくすることでこの問題を解決できました。

冠動脈CTの理想と現実

Centargoを導⼊して1年半経過後の使⽤感についてーこれまでやっていたことが、必要なくなったー

上⽥ 年男 先⽣

社会医療法⼈天神会新古賀病院

診療放射線課 副主任

【冠動脈CTの実際】

冠動脈CT検査では主に冠動脈の狭窄の評価が⽬的となり、PCI前の評価としてプラークの性状の評価が⼤切になります。また有意狭窄が認められない場合においても急性冠症候群のリスクとなる不安定プラークの検出が重要になります。プラークの評価を⾏う際にはアーチファクトのない画像でCT値の測定を⾏うことが重要になります。造影剤注⼊後に⽣理⾷塩⽔の後押しを⾏うことで、右⼼系からのアーチファクトを⽣じさせることなく検査を⾏うことが可能になります。

当院では冠動脈と全⾝⼤⾎管を同時に評価する検査オーダーも多く、後押し⽤の⽣理⾷塩⽔が不⾜してしまうケースがあり、370mgI/ml製剤の100mlシリンジ造影剤を2段階注⼊し、冠動脈と⼤⾎管を連続撮影で⾏ってきました。この撮影では右⼼系に⾼濃度の造影剤が溜まった状況になり、右冠動脈のプラークの詳細評価が困難な場合がありました。Centargo導⼊後は⽣理⾷塩⽔を200mlまで使⽤することができるようになったため、TBT法で冠動脈を撮影し、⼤⾎管⽤の造影剤は300mgI/ml相当の投与として⼤⾎管⽤に別撮影を⾏うこと右⼼系の造影剤アーチファクトがない画像を得られています。

造影剤と⽣理⾷塩⽔を同時注⼊することが簡易であり、複数の濃度や量の規格をそろえておく必要がなく薬剤管理の⾯でも業務改善に⼤きく寄与しています。濃度や量の規格をそろえておく必要がなく薬剤管理の⾯でも業務改善に⼤きく寄与しています。

図1:造影剤のみで検査を行った画像

図1:造影剤のみで検査を行った画像
A:冠動脈CT Axial画像 C:右冠動脈CPR画像
B:大動脈MIP画像   D:右冠動脈短軸画像

図2:生理食塩水後押しを行った画像

図2:生理食塩水後押しを行った画像
A:冠動脈CT Axial画像 C:右冠動脈CPR画像
B:大動脈MIP画像   D:右冠動脈短軸画像

社会医療法人天神会新古賀病院
〒830-8577 福岡県久留米市天神町120
TEL 0942-38-2222

使い勝⼿の良さだけではなく、環境負荷軽減に貢献する

Centargoが切り拓く未来
ー⼼臓CTにおけるCentargoの有⽤性 ー

社会医療法⼈ 天神会 新古賀病院

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管理医療機器 / 多相電動式造影剤注入装置
販売名:Centargo CTインジェクションシステム
認証番号:302AABZX00091000
製造販売元:バイエル薬品株式会社