バイエル画像検査室

知っていれば役立つ「マメ知識」、「学会で入手した情報」を、
4人の放射線科スタッフがお届けします。

線量管理室

線量管理システムの役割とは

線量管理システムという言葉を聞きますが、何のためのシステムなのですか?

これまでRISやExcelなどで行ってきた線量情報管理を、より効率的・効果的に行うために必要なシステムです。

線量管理システムの役割とは

近年、CTやIVR装置にはRDSR(Radiation Dose Structured Reports)が出力できる機能が備わってきています。RDSRには各モダリティからの線量情報が含まれており、これを活用することで線量の管理を効率的に行うことができます。

コンソールに表示される被ばく線量を記録する、またはExcelなどに手入力で線量データを入力する方法等、管理には様々な方法がありますが統計的データを解析するためには大変な労力を要し、煩雑になってしまいます。線量管理と一言で表現しても、被検者個人の被ばく線量管理、モダリティごとの照射線量把握・管理、検査ごとの照射線量管理など多岐にわたるため、この複雑な線量データを院内で自動的に一元管理する方法が必要になります。

このようなニーズにこたえるため、線量情報を扱うことに特化したシステムが数年前から普及しています。(図1.2)

図1. 患者蓄積線量表示例画面
図1. 患者蓄積線量表示例画面
図2. しきい値が設定されている指標の機器別検査数グラフ
図2. しきい値が設定されている指標の機器別検査数グラフ

日本国内で線量管理の必要性が高まる中、線量管理システムが普及してきています。

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