超音波診断用造影剤
ガラクトース・パルミチン酸混合物(999:1)
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レボビストは超音波診断用造影剤としてバイエル薬品で開発されたガラクトース・パルミチン酸混合物(999:1)を注射用水にて用時調製する懸濁性注射液です。
本剤は、ガラクトースの水への溶解に伴い発生する微小気泡のエコーシグナル反射作用により、超音波検査におけるシグナル増強効果を発現します。さらに界面活性作用を持つパルミチン酸の添加により微小気泡が安定化され、微小気泡が全身を循環することから、静脈内投与による右心腔・左心腔、および体内の種々の臓器・血管における造影超音波検査に使用できるようになりました。
本剤はドイツにおいて1989年から臨床試験が開始され、1996年に発売されました。本邦では、1989年より非臨床試験、1991年より臨床試験を開始し、1999年6月に医薬品として承認されました。