卵管水腫例における子宮卵管造影

医療法人 蔵本ウイメンズクリニック
蔵本 武志 先生

ご紹介する症例は臨床症例の一部を紹介したもので、全ての症例が同様な結果を示すわけではありません。
効能・効果、用法・用量、警告、禁忌、原則禁忌を含む使用上の注意につきましては、
添付文書(イソビスト注300)をご参照ください。

画像所見

注入後像

注入後像

両側卵管疎通性は認めるも、左卵管は水腫様、右卵管も卵管采周囲癒着が疑われる。

拡散像(注入後15分)

拡散像(注入後15分)

15分後の拡散像で、左卵管は水腫様に造影剤が貯留したまま残っている。

診療上の有用性について

  • 本例で、イソビスト注300 を用いた子宮卵管造影を実施したが、
    両側卵管の状態は不良であったことから、ART*に進むこととになった。顕微授精後の融解胚移植で妊娠。
    *ART(Assisted Reproductive Technology;生殖補助医療技術)
  • このようにイソビスト注300 を用いた子宮卵管造影検査は、
    卵管疎通性や造影剤の拡散状態について鮮明な画像が得られることから、卵管疎通性検査に有用である。